TOP

肩関節

股関節

膝関節

足部

脊柱

頸椎

運動療法

評価

肩関節

肩関節は自由度の高い関節であり、他の関節の影響を受けやすい。肩甲骨は鎖骨と連結し、胸骨に固定されるが、背中で多くの肩甲骨周囲筋によって位置を調整されている。そのため、僧帽筋上部線維の緊張が高い時等、肩甲骨は挙上する。これに伴い肩甲上腕リズムの崩壊などにつながる。これが痛みが起こる原因となることも多い。

アライメント

 肩関節を考える上でアライメントを考慮しない人間はいないだろう。肩甲骨の動きは挙上、下制、外転、内転、上方回旋、下方回旋などの動きがある。すなわち、それぞれの方向に動かす筋肉がある。それぞれの筋肉の短縮、筋緊張亢進などによって肩甲骨は移動し、各々の筋緊張にアンバランスが起きる。

 前鋸筋と菱形筋の関係

前鋸筋の緊張が高い場合、肩甲骨が外転する。内側にある菱形筋は伸張され、固くなる。このような関係が自由度の高い肩甲骨だからこそ引き起こされるのである。

肩甲骨のアライメントを見て何を考えるのか?動いてる方の筋緊張が高いと考えることは必要だが、その拮抗筋の状態も考えることが必要であろう。


inserted by FC2 system